闇に姿を表すこのモーテルは噂ほど恐怖を感じない。
慣れだろうか。
我々はまず、正面に空けられている穴ではなく
トンネル側に空けられた穴から内部へ侵入することにした。
すぐ右にあった小屋。
ここはもともと何だったのだろうか。
壁がタイル張りなのを見ると水に関係のある部屋を思わせる。
各部屋への侵入は裏の通路を利用して料金回収口から入る。
一つ目の部屋だ。
今思うとこの部屋が一番荒らされていなかったかもしれない。
ガレージにもゴミは少ない。
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